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特許第4926292号.第4958323号

歯列矯正治療における上下顎骨不調和判断指標を特定の計算式により導き出すという、新しいコンセプトのセファロ距離分析方法であり客観的に比較された数字で表し、より正確な診断、そして治療の指標となるシステムなのです。また顎変形症判断指標の計算方法、顎変形症判断方法、プログラム及びコンピュータも認められました。

顎骨不正の程度をカテゴリー別に10分類し、歯科矯正治療に関わらず他の歯科治療においても、上下顎骨不調和判断指標となり、精度の高い治療の良きサポート役としての意味合いが期待できると考えております。

特許第4926292号 Patentee & Inventor Dr. DAIKI HIRABAYASHI D.D.S.,Ph.D.
【発明の名称】:歯列矯正治療における顎骨手術要否判断指標の計算方法、歯列矯正治療における顎骨手術要否判断方法、歯科治療における上下顎骨不調和判断指標の計算方法、歯科治療における上下顎骨不調和判断方法、プログラムおよびコンピュ-タ ※アメリカでの早期審査申請中、PCT国際出願済
特許第4958323号 Patentee & Inventor Dr. DAIKI HIRABAYASHI D.D.S.,Ph.D.
【発明の名称】:顎変形症判断指標の計算方法、顎変形症判断方法、プログラムおよびコンピュ-タ ※アメリカでの早期審査申請中、PCT国際出願済

特許第5100907号

新セファロ撮影方法(顔面位指定角撮影法およびスケール法を用いたセファロ実寸大補償システム)として特許を取得いたしました。

頭部X線規格写真は文字通り規格写真として表記されているため、当然国際的に厳密な規格が設定されていると思われております。しかしながら実際には国際的な一定の規格はないのです。セファロが開発されて80年余り経った現在でも、国際化を試みた形跡すらどこにも見受けられないのです。

それでは、セファロメトリーにはどのような疑問が生じるのでしょうか?
先ず、第一には、撮影時の頭部の傾きに問題があると考えられるのです。頭部の傾きは一定、若しくは指定された角度で撮影されることが望ましいのですが、臨床では違うのです。アメリカの歯科矯正医のバイブル的著書(プロフィットの現代歯科矯正学)には自然頭位(natural head position)で撮影されるとあります。また宮下邦彦氏によれば、側面セファロはオルビタ指示棒を使用し、床平面とフランクフルト平面が平行になるように撮影し、正面セファロ(PA)では、側貌を取った時の感覚を患者に覚えさせ撮影するとあります。しかし残念ながらどちらの撮影法を用いても再現性の高いX線像を得ることはできないと言えるのです。側面セファロでは多少の顔面角度が違ったとしても、アバウトな分析は行えるでしょう。しかし厳密には頭部の傾きが違うということは筋肉のバランス等の微妙なズレが生じ、不確定要素が生じる可能性があるため正しいX線像を得ることはできないのです。ましてや正面セファロにおいては、顔面位の角度が違えば、二度と再現性のあるX線像を得ることはできないのです。

二つ目の疑問としては、撮影距離に対する国際基準がないのです。日本では照射管から被写体までの距離は150cmなのですが、アメリカでは220cmを基準としています。すべての国に対して把握していませんが、国際的な基準が曖昧であることは明白なのです。問題は撮影距離が違えば、現像されたX線像の拡大率が違うことです。当然、拡大率が異なれば距離分析(比率を用いる場合を除く)の基準が成り立たないのです。

セファロ撮影は、被爆量も小さく、また多くの情報を得るためのツールとしては、大変有効性が高いと思えます。しかし、上記のような問題を抱えていれば、根本的には科学的アプローチが脆弱なツールとも言えるのです。

特許第5100907号 Patentee & Inventor Dr. DAIKI HIRABAYASHI D.D.S.,Ph.D.
【発明の名称】:X線撮影装置、X線撮影を行う際の頭部傾き測定方法、X線撮影装置用スタンド、X線撮影装置用椅子および頭部傾き設定装置

特許第5241971号

特許第5241971号 Patentee & Inventor Dr. DAIKI HIRABAYASHI D.D.S.,Ph.D.
【発明の名称】:歯列矯正治療における顎骨手術要否判断指標の計算方法、歯列矯正治療における顎骨手術要否判断方法、上下顎骨不調和判断指標の計算方法、上下顎骨不調和判断方法、顎変形症判断指標の計算方法、顎変形症判断方法、プログラムおよびコンピュ-タ

特許第5265060号

特許第5265060号 Patentee & Inventor Dr. DAIKI HIRABAYASHI D.D.S.,Ph.D.
【発明の名称】:閉寒型睡眠時無呼吸症候群リスク判定装置の作動方法、舌骨沈下判定装置の作動方法、プログラムおよびX線診断システム

特許第5319031号

特許第5319031号 Patentee & Inventor Dr. DAIKI HIRABAYASHI D.D.S.,Ph.D.
【発明の名称】:閉寒型睡眠時無呼吸症候群リスク判定指標の計算方法、閉寒型睡眠時無呼吸症候群リスク判定方法。プログラムおよびコンピュータ